接骨院と整体院、カイロプラクティック院などの違いについて
1.国家資格の有無
「接骨院と整体院は何が違うんですか?」
このような質問をよく受ける事があります。
接骨院と整体院の違いとして一番大きな部分としては、国家資格の有無です。
接骨院を開業するにあたっては、柔道整復師という国家資格が必要となります。
この国家資格を取得するためには、指定の大学や専門の養成施設で技術や知識を学び、国家試験に合格する必要があります。
これに対し整体院を開業するにあたっては、特に資格を必要とすることはありません。
整体やカイロプラクティック、リフレクソロジーなどの民間資格を取得し開院されるケースが多いです。
なお接骨院と整骨院は呼び方が違うだけで、どちらも柔道整復師が在籍していますので、同じだと考えていただいて問題ありません。
2.受けられる施術の違い
基本的に接骨院は、骨や関節、筋肉や靭帯などに対する施術を得意とします。
これに対し整体院は身体のバランスを整えるための矯正やもみほぐし、リラクゼーションなどの施術を得意としています。
また接骨院では捻挫や打撲などの急性のケガについては健康保険を利用して施術を受けることが出来ますが、整体院ではすべて自費での施術となります。
そのため日常生活、スポーツなどによるケガや、交通事故などによるケガ、むちうちなどでは接骨院で施術を受けていただければ良いかと思います。